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今年も残すところあとわずかとなりました。

みなさま今年はどんな一年でしたでしょうか?

きっと素敵な一年を過ごされたことと思います!

 

お知らせが大変遅くなりましたが

リペアルの年末年始の休業日は下記のとおり

 

12月30日(土)〜1月4日(木)

 

となっております。

 

最終出荷は12月29日15時まで(欠品時を除く)、それ以降のご注文は、翌1月5日の発送となります。

メールでのお問い合わせは随時受け付けておりますが、休業中のものに関しましては同じく1月5日のお返事とさせていただきます。

 

なお、12月30日〜1月4日のお届けを希望される場合はご指定のお届け日を明記していただきますようお願いいたします。

 

それではみなさま良いお年をお迎えください!

by 古川 カテゴリー: お知らせ

パールコンク

2017.11.24 Friday

久しぶりのブログになります。

事務員兼作業員の田中です。

 

今回のブログはリペアル発刊紙、ほしゅうだよりNo.8【教えて太郎さん!!】とリンクしています。

 

実際にパールコンクを使って突き板フロアのこげ跡を補修しました。

フロア材はイクタの銘木フロアーSTブラックチェリーです。

 

 

まずはフロアの下処理から、

こげたり膨れた部分をカッターと彫刻刀で削り取ります。

(追記:写真は取りきらずにパテ埋めてしまいましたが、

焦げは灰汁が出ることがあるため完全に取り除いた方がいいです)

 

膨れが水平面より凹んでいるかどうか分からない場合は、

ヘラや定規を橋渡しして表面を撫でてみてください。

引っかかるところがなければ下処理ができています。

 

レックスリートウッドフェラーエックスを混ぜフロアの色のパテを作ります。

この時、多めに調色した主剤を使う分だけ取り分けて、硬化剤を混ぜていくと調色が1度ですむので便利です。

硬化したら、メタルプレーナーで面出しを平面が出るまで繰り返します。

今回は2回打ちました。

素穴取りにアクアウッドフィラー161を埋めて、ペーパーで整えたら面出しの完成です。

 

次は調色ですが、

無垢材や突き板などの天然の木目の部材の場合、

繊維等の影響で光の反射に一方的な方向性が生まれるため

見る角度によって色が違ってみえます。

この現象を方向変色と呼びます。

 

方向変色している部材はフェラーエックスなどの顔料で着色すると、

着色した部分だけ色が変わらないので(周りが明るく見えたり暗く見えたり変化するため)浮いてしまいます。

そこで周りと同じ様に光を反射させる為に、ラメやパール顔料を加え方向変色に追随させます。

そのため、調色は一方向から色を見るのではなく視点を変えて多方向から確認する必要があります。

 

 

\吉深…一番明るく見えるところ(光源の光を一番反射しているところ)

▲好シ…一番暗く見えるところ(光源を背にして見えるところ)

正面…正反射より少し暗くみえるところ

 

で見えた一番近い色を主色にして足りない色味を足していきます。

この時赤や黄色など原色を足していくと彩度が落ちにくいです。

彩度が落ちると色がくすんだり、白っぽくみえてきます。

に近い色が出来たら,筬△ら見て方向変色に追随しているのか確認していきます。

 

田中の場合、

,ら確認して色が暗く見える場合…顔料が多いため、ラメ成分を足す

△ら確認して色が明るく見える場合…ラメが多いため、顔料を足す

と実際はこんな感じでやっています。

頭で考えてもよく分からなくなってくるので、だいたい感覚です…

 

最初に作った色です。

正面から見ると合っている様にみえましたが、スカシからみると明るく見えます。

 

2回目の試し吹き(真ん中)

まだ少しスカシが明るいです。

3回目の試し吹き(右)

ほぼ合いました。

 

エアブラシで吹きます。

 

 

少しのっぺりしたようにみえたので

別で少し濃い色を作って馴染ませる様に木目に沿ってランダムに線を入れました。

 

細かい木目を染料で描いていきます。

レッドマーテンブラシのNo1で細く薄ーくラインを引っ張っていきます。

指先に力を入れすぎるとうまく引けないので、

筆を軽く持って、穂先で表面を少しだけ撫でるような感覚で素早く筆を動かしながら描きました。

 

 

濃い色から始めると失敗するのでカラーインクの中で一番色が薄い178から始めて、

最終的にカラーインク113をセルローズシンナーで薄めにした色で描いていきました。

 

 

仕上に

スペシャルプライマーサンディングスプレーアクリルスプレーを吹いて終わりました。

 

以上が⑴顔料とパールコンクで調色しエアブラシで着色を使用した場合の作業手順です。

 

今回はこの他にも、

⑵顔料のみで調色し筆で着色

⑶顔料と粉末ラメ顔料で調色し筆で着色

の方法で作業を行い比較しました。

 

⑵:顔料のみで調色し筆で着色

 

ラメが入っていないため方向変色に追随しておらず

ほとんどの角度から浮いて見えたので部材に対して適した補修方法ではないように思いました。

 

⑶:顔料と粉末ラメ顔料で調色し筆で着色

 

ある程度の角度で方向変色に追随していますが、目立つ角度もありました。

部屋の端など目につきにくいキズや小さい目立たないキズに施工するのが向いていると思いました。

 

⑴:顔料とパールコンクで調色しエアブラシで着色

 

ほとんどの角度で方向変色に追随しています。

部屋の真ん中などいろんな角度から見えて目につきやすいキズや大きなキズに施工するのが向いていると思いました。

 

以上をふまえて、

効率的に作業する為には、

目立たないキズや小さなキズ…⑶

目立つキズや大きなキズ…⑴

の方法で作業することで時間短縮とクオリティを維持したままバランスよく仕上げることができるのではと思いました。

 

 

 

今回の反省点

パールコンクのラメ感が思った以上に強く、少量でもキラキラになったため、

様子を見ながら少しずつ加えていった方がいいです。

エアブラシを吹く際、加減が分からず対象から離れた位置からぼかしながら吹いたため

キズ以上に着色範囲が広くなってしまいました。

もう少し近い所から最小限の範囲で吹けば不必要な木目を描かずにすみました。

またスカシに気を取られて正面から見た時に少し濃い色味になったため、

やり直すか、もしくは細かい木目を描く時に明るい色を加えて調整する必要がありました。

 

反省点はたくさんありますが、今回の実験を今後に活かしていきたいです。

以上田中がお送りいたしました。

by 田中 カテゴリー: のんびり社員

のぼりがま

2017.11.13 Monday

11月が半分すぎました。数えてみればあと7週間で今年が終わるようです。

そろそろ本格的な冬支度がいりますね。

 

さて先日土曜日、学生時代の友人が遊びに来てくれました。4歳になるという息子がもうかわいい盛りでございます。

その彼女、いつもは休みのはずなのに翌日の日曜日は仕事だという話になり、なにやら岡山県立美術館が主催して、ミニ登り窯で窯焚きを体験するワークショップがありそのお手伝いをするそうで。

実はお局事務員と重役田中は大学の先輩後輩の関係でして、ともに陶芸の専攻でした。

場所が母校ということで、わが子もつれて見学に行くことに。

 

しかし当日!

行く道すがらで「人数に余裕があるから参加もできるよ」と連絡が入ったので、急遽わたしたちも参加できることになってウキウキ。

 

陶芸体験と一口に言っても、粘土が焼き物になるにはたくさんの工程を経ているわけで、そのすべてを体験するのはなかなか難しいものです。

よくあるのは、粘土で形を作る工程、素焼きされた生地に絵付けする工程あたりでしょうか。

 

今回のワークショップでは、窯焚き体験ということで普段あまりない「焼く」工程を体験できました。

しかも、釉掛けもできる!

 

釉薬をかける工程を体験できるのって結構珍しい気がするんですが、どうなんでしょう。

 

釉薬をかける生地は、素焼きといって一度低い温度で焼いたものです。今回は用意されたものから好きなかたちを選んでというスタイル。

奥の白いのが白土、手前の茶色いのが赤土、全て窯に合わせた手のひらサイズ。

われわれはそれぞれ一つずつ選びました。

 

釉薬は8種類あったような記憶です。横に焼いたものがサンプルとして置いてあり、どんな色にしよう、どんな質感にしようと皆さん真剣。焼く時の条件で仕上がりは変わってくるので、サンプル通りにいかないことも考慮に入れつつ選びました。

2種類3種類の釉薬を掛け分けてもOKだったのも楽しかったです。

 

いよいよ釉掛け!

長男はフォーク、次男はルーク的なの、お局はなんでしょうね広口の一輪挿しかな、重役田中は片口。

素焼きの生地はカラッカラなので、水分をすごく吸います。引き上げたそばからススス〜と乾いてマットになっていきます。

釉薬はガラス質で溶けて引っつくので、底の部分は濡れたスポンジで拭き取ります。

 

次は窯詰め!

使わせていただいたこのミニ登り窯、実は重役田中が学生時代に作ったものだそうです。作っただけで使ったことはないそうで、何やら感慨深いものがありますね。

ちなみに、横長の空間ですが全てに作品を詰めるわけではなく、真ん中のみ。右側は燃料用のスペースとして空けておきます。

 

今回の燃料はおがくず備長炭というものだそうです。まずは、熾った炭を入れて、ドライヤーにて強制的にゴンゴン風を送ります。炭の様子を見て少なくなったらどんどん足していきます。

時間が進むにつれ炭の消費も早くなるので、ホントにちょくちょくのぞいて足してやらねばなりません。

 

そのうち窯の温度が上がってくるとファイヤー状態になります。

中の作品も釉薬が溶け始め、赤く透けてとってもキレイ…。

 

さてさてここで、釉薬が溶けて焼きあがったら窯から出して冷ますのですが、その時にもみ殻に中に埋めるという方法があります。

こうすると釉薬に金属光沢が出るんです。不思議ですね〜。当たっているもみ殻が燃えてその灰が作用するのか、はたまた還元焼成的な効果があるのか、よくわかりませんがとっても面白い。

 

我が家と重役田中も、やってみることにしました。

写真は別の作品だったりするのですが、窯から出してすぐにもみ殻につっ込み、上からもかけてすぐさま蓋!しばし待つ。

 

で、出てきたのがこちらです。フォークなんかは見事にギラギラしました。何の釉薬をかけたかだれも覚えてないので再現性が低いのがまことに残念。たしか白っぽいサンプルだったと思うけど…。

ルークは黒の釉薬です。なんか渋いくてかっこいいですね。お局のは上は白、下は黒。ですが、下の黒はまだちゃんと溶けておらずマットな仕上がりになったそうです。上は白が金属光沢をまとって銀彩みたいな鼠色に。ステキです。

重役田中のは出来上がりを撮るのを忘れてしまった、すみません。

 

これ、午後の半日でやったんですよ。なんてお手軽なんでしょうか。

焼いた作品は、その日に持って帰れる状態。なのですが、今回作った作品は、こちらで展示されたのち手元に届くそうです。

第64回日本伝統工芸展岡山展

伝統工芸展の関連イベントだったんですね。

 

伝統工芸で目を肥やすついでに、チラ見してください。

by 恵美 カテゴリー: お局事務員

全力ハロウィン

2017.11.07 Tuesday

11月に突入です。台風が来たり雪が降ったりよくわからないお天気が続きますが、みなさまご無事ですか?

 

10月31日は、日本でもイベントとして定着してきたハロウィンの日でした。

一週間も過ぎてしまいましたが、ご報告です。

ところで、ハロウィンて結局何でしたっけ?Wikipediaをのぞいてみると、もともとケルト人の秋の収穫祭ですが、現在では宗教的な意味はほとんどない。なんて日本人向きのイベント!残ったキーワードは、かぼちゃ・魔女やお化けの仮装・トリックオアトリートでお菓子をせしめる、あたりでしょうか。

 

そんなわけで、リペアルもハロウィンを楽しみました。

 

今年のテーマは「目」

先日SNSに上げたジェルパテの行く末はこちらです。

黄色い部分は濃縮インク、黒い瞳孔はフェラーエックス、虹彩なんかも細かく描いていきます。

ハロウィンらしく赤系でゾンビっぽくするもよし、ブルーアイズで憧れを満たすもよし。

猫の目もありですね。きれいにブルーにしたところも溶剤+ウエスでちょっと落とすと怖くなります。

 

瞳が出来たら白目。目を増やしたいところに白目を描きます。

本物の白目と見比べて355を選んでみました。ちなみに、フェラーエックスは肌に直接塗るとめっちゃ沁みます。

木工用ボンドを薄めたもの等をあらかじめ塗ったりして保護した方が身のためです。

そして、つくった瞳をペタ。真剣に変な態勢で頑張ってますが、やってることは業務とは一切関係ありません。

 

次は瞼!

ティッシュペーパーで紙縒りを作って造形します。木工用ボンドを水で溶いてゆるくして貼りたいところに塗って、紙縒りをのせます。地肌になじむように外側に向けてだんだん細い紙縒りにしていきます。仕上げに一枚物のティッシュペーパーを被せてなだらかに…。

 

形が出来たらメイク

ファンデーションで肌色下地、アイメイクをしてまつげをつけます。きもちわるい。

 

真剣な面持ちでメイクを施す面々。何度も言いますがやってることは特に仕事には関係ありません。

新人一名に至っては、屋外にはみ出す始末。

目を作りながら、「お手本はすぐ上に本物がある!」と気合を入れていたら、社長に、「何言ってんだか…。」と言われました。

 

さてその社長はというと

脱脂綿を木工用ボンドでくっつけて偽りの皮膚を作り、それを切ります。切り口が綺麗すぎるのでティッシュペーパーで覆って汚い切り口を表現。美容師並みにドライヤーを操ってますが、目は4個あります。

 

フェラーエックスを調色してエアブラシで吹き付け、肌となじませます。ふつうはファンデーションだと思うけど。

赤黒い顔料で乾いた血を、鮮やかな赤い染料で生々しい血を表現。

手が足りないので、乾燥はご自分でお願いします。

 

木工用ボンドに赤の染料を混ぜて、血糊を溢れさせます。乾くとボンドが透明になるので白濁がなくなります。

あと、傷口を適当に縫ってます。最初に盛った脱脂綿部分に直接縫い針を指しました。塗ったり縫ったり大変。

 

顔の付け替え完了!どんな体にも社長の顔をつけちゃえば社長です!

マクドナルドにて矢面に立つの図。

準備が整ったら、いたって真面目に業務をこなし、夜は都合のつく社員で街に繰り出しました。ハロウィンでわいわいやってるエリアもあるのに、なぜかしっとり落ち着いたお店に入る有志。心眼でメニューを選びます。

 

ギリギリまでテーマを迷い、開催も危ぶまれたリペアルのハロウィンはこうして無事?終了しました。

今年で2年ぶり2回目の仮装。次回も補修材で真剣におふざけできたらと思います。

by 恵美 カテゴリー: お局事務員

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