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基本色 赤青黄白黒550552
中間色

1ヶ月あいてしまいましたが、リレーブログ、10月のテーマはフェラーEXです
フェラーEXはアクリルラッカーベースの顔料系塗料で全39色、内外部に使用出来、乾燥が早く隠蔽力も高いので使い勝手の良い補修用塗料です

第一回は調色についてです

調色とは色材を混ぜあわせて任意の色にすること
と言うことで、普段感覚だけで色を作っているので、文章にするのはなかなか大変ですが、皆様の補修作業にちょっとでもお助けができればとなんか書いてみます

色料を作ると言う作業は減法混合と言って元の光を遮る色づくりです
身近なところではプリンターがそうですね。作った色で印刷対象の色をさえぎります

プリンターはCMY(シアン・マジェンタ・イエロー)を原色として使用します。現在の色彩理論では表現できる色数が最大になるからですが、補修の世界では伝統的な三原色、RYB(赤・黄・青)を用います

これは、隠蔽力の問題、耐候性の問題、作る色の問題です

鮮やかな色は隠蔽力が低く耐候性も低いことが多いです、また、補修の作業ではそんなに鮮やかな色は作らないのでRYBを原色として使用します

余談ですが、ペンキ屋さんが木工塗装で色づくりをする時は、赤錆色・黄土色・白・黒で作ることが多いです。鮮やかな色が必要ないのでここまで彩度の低い色で調色していくんですね

と言うことで、補修の調色では赤・黄・青・白・黒を原色とします(原色ではないですが、550・552も原色側に置いといて下さい)

そして、フェラーEXには原色+550・552以外に32色あります、これを中間色とさせて下さい
9003等、中間色とは呼び辛い色もありますが

フェラーEXの調色では一番近いと思った中間色に原色を混ぜて色を作ります
原色だけで作らない理由は耐候性の問題です
中間色同士を混ぜない理由は彩度の問題です

目標の色を決めたら一番近いと思う中間色のフェラーEXを取り(原色の場合もありますよ)比色します
注意点として、必ず乾いた状態で比較してください
塗料は「のぼり」と言って塗料の状態から乾いて塗膜になると色が暗い方向に変化します

比色のポイントは
1明度
色の明るさ
2色相
色合い、木部の色では基本的に黄色と赤色の間になります
3彩度
鮮やかさ
の三点です

明度を整えるには白と黒を入れますが、白と黒は彩度が0の色、つまりくすんだ色なので、入れると彩度も下がってしまいます
そこで、作る色が明るい色で明度を下げる時や暗い色で明度を上げる時は赤・黄を入れることもあります
その時550・552が使いやすいです

色相は赤っぽいか黄色っぽいかなので、分かり易いと思います
作ってる色が赤っぽいなと感じたら黄色を、黄色っぽいなと感じたら赤を入れて下さい
※色相は作る色によって変わります

彩度は一番分かり辛いです
彩度を上げる、鮮やかにするには赤と黄色を入れます
彩度を下げる、くすませるには白・黒もしくは青を入れます



簡単に書くとこんな感じですが、慣れてないと分かり辛いですよね
色は混ぜると色相・明度・彩度の内2つ以上の要素が動いてしまう所が取っ付きづらいので、理論だけでなく経験が必要になってきます
経験と言うか感覚を磨くには出来るだけ少ない色数(上記の5色でとか)で出来るだけいろんな色を作るのが良いんじゃないでしょうか

調色の難しさは彩度にあると思いますが、黄色っぽいとか赤っぽいとかは色相が違うから感じる時と彩度が高すぎるから感じる時とあります
そのあたりの感覚は中間色をつかっていても身に付き辛いので練習は原色での調色をおすすめします


まとまりのない文章になってしまいました
普段、感覚でしている作業を文章に起こすのは難しいですね(二度目)
理論を書こうとせず、実際の調色作業を例示しながら何を考えてどの色を入れたか書いたほうが価値のあるブログになったと反省します
いずれ建材の調色レシピシリーズを書いていきますので、宜しくお願いします

by 太郎 カテゴリー: リレーブログ

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